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重症心身障害児者について

重症心身障害児者とは

 出生前、周生期、乳幼児期にかけて生じ中枢神経系の著しい障害により、重度の知的発達障害と重度の運動機能障害をきたした人をいい、概ね知能指数が35以下で、かつ運動機能の不全により歩けない人(主として大島分類の1〜4に当たる)該当する。

重症心身障害児者の特性
  • 単に身体と知的発達との重複障害があるだけでなく、殆どがてんかん発作麻痺などによって医療を必要とする症状を持っている。
  • 内臓の奇形や機能低下がしばしばみられる。嚥下困難あるいは不能に近い例もある。もともと、呼吸障害を持っている場合もあり、呼吸器感染のリスクが高い。
  • 変形拘縮の度が著しく、骨は脆弱で折れやすい。
  • 疾病に対する抵抗力が弱く、罹患すると重症に移行しやすい。
  • 殆どの入所児者は通常の会話が不可能であり、生活面で全介助を必要とする。
  • 認知レベルが低いため、自身では危険回避ができない。

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